今回は、ダイヤモンドありの婚約指輪のカラット数について紹介します。具体的に、カラット数とはダイヤモンドの重さを表すものです。ほかに、ダイヤモンドの価値を決めるものとして、カラー・クラリティ・カットがあります。本記事では、ダイヤモンドの婚約指輪のカラット数について詳しく説明しますので、ぜひ参考にしてください。
そもそも「カラット」とは?
結婚指輪などで広く使われているダイヤモンドは、サイズ表記としてカラットが使われています。ただ、厳密にいうとカラットとはサイズ表記ではなく、宝石の重さを表す単位です。
カラットの重さと値段
1カラットは、0.2グラムとされており、重さに比例して石のサイズも大きくなるのが一般的です。また、希少価値が高くなるため、カラットを基準として値段が設定されています。サイズでいえば、0.1カラット増すごとに直径0.6mm~0.8mm大きくなると考えます。大粒になるほど、ダイヤモンドの希少価値は上がります。
婚約指輪や結婚指輪に最適なカラットとは
一般的に、婚約指輪や結婚指輪で多く使われるカラット数は、何カラットが人気なのでしょうか。日本の婚約指輪で広く使われているカラットは、0.2~0.3カラットといわれています。目安でいえば、日本人女性の指に似合うカラット数として、0.3カラットが着用した場合に派手すぎない印象を与えるでしょう。
メレダイヤも人気のあるダイヤモンド
メレダイヤは、0.1カラット以下のダイヤモンドを指し、ひとつの指輪に複数のダイヤモンドがちりばめられたデザインです。
メレダイヤは、一つひとつは小さいですが、たくさん集まることで輝きが増すデザインです。きらきらと輝きがあるデザインが好みの方は、メレダイヤを選ぶとよいでしょう。
結婚指輪に理想のカラット数は?
結婚指輪にダイヤモンドを選ぶ方は多く、理想のカラット数に関して知っておきたい方もいるでしょう。結婚指輪で選ばれる一般的なカラット数は、0.2~0.3カラットといわれています。なぜ、このカラット数が理想的なのか紹介します。
年代別で選ぶカラット数が変わる
結婚指輪で、ダイヤモンドを選ぶ方は、20代で0.2~0.3カラットが最も多いとされています。また、30代になるともう少し大きくなり、0.3~0.4カラットを選ばれる方が多いといえます。
これは、男性の年収にも関わっており、価格相場としては30万円~40万円が一般的です。また、30代中盤となるともっと大きなカラット数のダイヤモンドを選ばれる女性が多いでしょう。
使う場面を考慮して理想のカラットを決める
ダイヤモンドの指輪を使う場合、これから先どのような場面で使いたいか女性に聞いてみるとよいでしょう。もちろん、二人で一緒に結婚指輪を決める方法が間違いはありませんが、シーンによって使いやすいカラット数が変わってきます。
たとえば、ちょっとしたお出かけに使う場合、職場に見つけていく場合では、0.1~0.2カラットのこぶりなダイヤモンドがおすすめです。
また、女性の指が細いか太いかなどでも、ダイヤモンドのカラット数が変わってきます。実際に、身に着けてみて女性の指にマッチするか確認するとよいでしょう。身長が高い女性か低い女性かでも、似合うカラット数が変わることも覚えておきましょう。
カラット数の選び方
ダイヤモンドの理想的なカラット数は、どのように決めれば良いか迷う方もいるでしょう。理想があっても予算内に収まるよう、しっかりと判断するべきです。ダイヤモンドの指輪を選ぶ際の、理想的なカラット数の選び方について紹介します。
婚約指輪の価格相場
婚約指輪として、ダイヤモンドの指輪を送る際、価格相場を知っておくと安心でしょう。婚約指輪の価格相場としては、0.2~0.4カラットで平均金額が約33万円といわれています。また、平均より小さめの0.1~0.2カラットだと平均金額は19万円が相場です。
理想のカラット数を選ぶのであれば平均的な価格相場を知っておきましょう。
予算内で理想的なカラット数を選びたい方は
大きなダイヤモンドを選びたいけど、予算内で収まらない方もいるでしょう。こうした方は、ダイヤモンドのカラーとクラリティのグレードを調整して予算をおさえるとよいでしょう。また、指輪の素材をプラチナ以外にすると予算をおさえられます。
ダイヤモンドのカラット数にこだわりがある方は、ゴールドにしてみるなどプラチナ以外の素材にすることで予算を大幅におさえられるでしょう。
ダイヤが大きく見えるデザインを選ぶ
どうしても、予算内で収めたいけど、ダイヤモンドが理想より大きくできない方は、ダイヤが大きく見えるデザインを選びましょう。たとえば、ダイヤを金属で覆うデザインは、ダイヤが大きく見えるデザインになります。
また、中央のダイヤの周りにメレダイヤをあしらうことで、ダイヤが大きく見えるでしょう。少し工夫するだけで、ダイヤが小さくても大きく見せて理想のデザインにできます。
まとめ
本記事では、ダイヤモンドありの婚約指輪のカラット数について紹介しました。ダイヤモンドの価値は、カラット数はもちろんですが輝きや色・クラリティも含めて判断されます。すべてを総合的に判断したうえで、一生身に付けられるようなダイヤモンドを選ぶと良いでしょう。本記事が、ダイヤモンドを婚約指輪や結婚指輪で送るか検討されている方の参考になれば幸いです。