婚約指輪は一生に一度の買い物であり、プロポーズに欠かせない必須アイテムです。彼女に対する「永遠の愛を誓う証明」になるので指輪選びは重要です。そこで本記事では、婚約指輪の相場や予算設定のポイントをご紹介していきます。さまざまな素材やデザインがあるので購入前に予備知識をつけておきましょう。
婚約指輪の相場とは
婚約指輪は、男性から女性に渡す「愛の証明」のようなものです。婚約指輪といっても価格帯に開きがあるので相場について解説します。
婚約指輪の相場費用
婚約指輪の相場費用は、10~50万円が一般的です。デザインや素材、ブランドによっても費用は変わってきます。また、貯金や収入が増えれば増えるほど、婚約指輪にかける費用が高くなる傾向があります。
婚約指輪の予算は「給料3か月分」といわれていましたが、給料1~2か月分で購入する人も多くいます。費用を抑えて、結婚式や新婚旅行の予算にまわす新婚さんも増えているようです。
婚約指輪の意味
婚約指輪の始まりは古代エジプトだといわれており「愛の象徴」として男性から女性へと贈られるようになりました。指輪が円形なのは、愛する女性の心をつなぎとめておくという意味がこめられています。
永遠の愛の象徴なので、周囲に結婚の意思を伝える役割も果たしています。指輪がないと結婚できないわけではないですが、日本人の約7割が購入し、一つの区切りとして渡す男性が多いです。
婚約指輪と結婚指輪の違い
婚約指輪と結婚指輪の違いは、見た目やデザインにあります。婚約指輪は、ダイヤモンドなどの宝石がついておりデザイン性が華やかです。一方、結婚指輪は普段使いしやすいようシンプルな見た目をしています。
毎日身につけることが多いので、家事や仕事をしているときでも扱いやすいよう配慮されています。また、カジュアルな服装にも合うよう、プラチナやゴールドでつくられた飽きのこないシンプルなデザインが主流です。
婚約指輪の平均予算
婚約指輪の予算を20~50万円と想定して、お店に行く人が多いようです。インターネットで相場を調べたり、パートナーと相談したりして予算設定しています。あらかじめ好みのデザインや、価格帯を把握しておくことでスムーズに購入できるでしょう。
ただし、一生ものの記念品なので予算オーバーしてしまう人もおり「予算を超えてでも彼女に喜んでもらいたい」と考える男性が多いようです。ちなみに、既製品の購入以外にもセミオーダーやフルオーダーで指輪をつくれますが、その場合は予算が高くなる傾向にあります。
理想の婚約指輪予算を設定するコツ
婚約指輪の予算を決めるうえで大切なポイントを解説していきます。
予備知識をつけておく
婚約指輪の予算を設定する前に、あらかじめ知識を身につけておく必要があります。一概に婚約指輪といっても素材や形状がさまざまなので、どのような指輪が好みなのか把握しておくといいでしょう。
一番手軽なリサーチ方法はインターネットです。パソコンやスマホから簡単に調べられるので、参考にしている男性は多いです。
また、友人や知人に相談して決める人もいます。実際に購入した人の意見を聞くことで、インターネットにはないリアルな体験談を参考にできます。給料3か月分の指輪を買ったものの、小箱にしまったままつけないという夫婦も多いようです。
カラットを決めておく
カラットを決めておくと予算設定しやすくなります。カラットとは、ダイヤモンドの重さのことです。0.1カラット0.2gで、0.2カラット、0.3カラットと増えていくほど価値が高くなります。0.2カラットで20~30万円ほど。0.3カラットで30~40万円ほどが目安です。
あまり主張が激しくない0.3カラットの指輪を購入する人が多い傾向にあります。
デザイン
婚約指輪は相性があるので、デザインを決めておくのも重要です。大きすぎたり、存在感がありすぎたりすると手元が強調され違和感がでてしまいます。自身に合ったデザインにすることでバランスが良く、年齢を重ねても映えるようになります。
ボリュームが欲しい人には0.4カラットがオススメです。ワンランクアップするだけでゴージャス感が生まれ、ほかとはひと味違った雰囲気になります。気になった指輪を実際に手にとり、つけ心地を確認したうえで購入するといいでしょう。
リングの素材
リングの素材もさまざまです。プラチナは約7割の人が選ぶもっとも人気の高い素材です。酸やアルカリに強いので変色や変質しにくいのが特徴なため、毎日身につけていても劣化しにくいです。
また、金属アレルギーが起こりにくいため万人受けする素材だといえるでしょう。イエローゴールドやホワイトゴールドも人気があります。ファッション性が高いのでオシャレさを求めるのであればゴールド素材がオススメです。
ですが、プラチナに比べやわらかいので衝撃により変形してしまうおそれがあります。
ジュエリーブランド
あらかじめジュエリーブランドを決めておくのもいいでしょう。人気なのはティファニーやカルティエ、ハリー・ウィンストンです。デザインや素材も重要ですが、ブランドで決める人もたくさんいます。パートナーと相談して決めるとよいでしょう。
まとめ
本記事では、婚約指輪の費用相場や予算設定のコツをご紹介してきました。相場費用は10~50万円が一般的で、貯金や年収の多い人ほど婚約指輪にお金をかける傾向にあります。またカラット数やデザイン、素材によっても価格が変わるので、パートナーと話し合ったうえで決めるといいでしょう。一生に一度の買い物なので、知識を身につけたうえで後悔のない指輪選びをしてください。